【速報】IT導入補助金が2024年も継続!2023年からの変更点は? Posted on 2023年12月11日 by kondo 【お知らせ】IT導入補助金2024終了間近!申請チャンスは残り1回!? 2024年7月22日、補助金事務局より8月23日以降の公募が本年度中に残り1回との発表がございました。 最終締め切りの日程は未発表ですが、例年に比べかなり早期の事業終了が見込まれます。 最終締め切り日によっては不採択時の再申請が今年度中は難しくなるケースがございます。また、申請が集中することによる採択率の低下も予想されます。年末調整関連システムやメーカーサポート終了に伴う基幹ソフトのバージョンアップなど導入をお急ぎの場合は、お早目のご検討をおすすめいたします。※申請時に利用するGビズIDプライムの取得には2週間程度を要する場合もございます お問い合わせはこちら 皆さまこんにちは。2023年も多くのお客様にお問い合わせをいただいているIT導入補助金ですが、2023年11月に経済産業省が公表した「令和5年度補正予算案の事業概要 (PR資料)」において、2024年も補助金事業が継続することが発表されました。こちらの記事では『IT導入補助金2024』について、2023年との変更点を中心に解説してまいります。本記事は、2023年11月に公表された「令和5年度補正予算案の事業概要 (PR資料)」を踏まえて作成しております。新着情報は随時更新してまいりますので、ぜひご活用ください。この記事は・IT導入補助金2024での申請をご検討中の方・IT導入補助金の概要を知りたい方にオススメの内容となっております。 目次▼IT導入補助金とは?▼IT導入補助金2024 – 申請枠・前年からの変更点▼申請はIT Worldにおまかせください IT導入補助金とは? 2023年10月より施行されたインボイス制度(適格請求書保存方式)や2024年1月に義務化される電子帳簿保存法など、相次ぐ法改正に対応するために、現行システムの見直し・新規導入をご検討中の方もいらっしゃるかと思います。弊社においても、書類の電子保存に対応した経費精算システムや税区分を自動で切り替えることができる会計システムなど、法改正に対応したシステムに関するお問い合わせを非常に多くいただいております。こうした皆さまの業務効率化に資するシステム導入時のコストや工数削減にご活用いただけるのが、『IT導入補助金(サービス等生産性向上IT導入支援事業)』です。IT導入補助金は、企業の抱える人材不足や賃上げなどといった課題の解決、さらに制度改正への柔軟な対応ができる環境づくりをITツールの導入によってサポートし、企業経営力の向上や強化を図ることを目的としています。中小企業庁が行っている『中小企業生産性革命推進事業』の中のひとつの取り組みで、中小企業・小規模事業者等が IT ツールを導入する際に活用することのできる補助金です。 IT導入補助金2024 – 申請枠・前年からの変更点 IT導入補助金は、補助目的の異なる複数の枠組みから成り立っています。ここからはIT導入補助金2024について、現時点で判明している申請の枠組みと条件を2023年からの変更点とともに解説いたします。 【通常枠】労働生産性の向上に資するITツールが補助対象となる通常枠ですが、現在のところ大幅な変更はされない見通しです。「業務領域」(2023年度では“プロセス”)と呼ばれる業務工程を1つ以上設定して申請をします。類型不明(2023年度A類型)不明(2023年度B類型)補助額5万~150万円未満150万~450万円以下補助率1/2業務領域1~34以上 【2023年度導入事例】従業員数:100名導入ツール:給与システム・勤怠管理システム・初期設定代行費用・操作指導費用補助金対象経費:780,000円 上記の申請内容では、通常枠A類型(2024年では類型不明)での申請となるため、780,000円の補助金対象経費に対し、補助率は1/2となります。よって、390,000円でツール導入ができます。 【新設:インボイス枠】IT導入補助金2024ではこれまでの「デジタル化基盤導入枠」が撤廃され、新たに「インボイス枠」が新設されることが公表されています。こちらの枠は、デジタル化基盤導入枠と類似した枠となっておりますが、2023年10月より施行されたインボイス制度を受けて、企業のインボイス対応システムの導入を支援するものだと想定されます。類型インボイス対応類型電子取引類型補助額下限なし~50万円未満50万~350万円以下350万円補助率中小企業:3/4小規模事業者:4/52/3中小企業:2/3大企業:1/2対象ソフトウェア(要件)会計・受発注・決済ソフト不明 2023年からの変更点(デジタル化基盤導入枠との比較)・50万円以下の補助率が小規模事業者に限り4/5に引き上げ・対象ソフトウェアからEC機能が除外・大企業も対象となる「電子取引類型」の新設☆POINT☆現時点ではEC機能の除外は明言されていませんが、対象ソフトウェア(要件)から除外されていることから、IT導入補助金2024では補助対象外となることが予想されます。EC機能を保有するソフトウェア導入をご所望の方は、IT導入補助金2023デジタル化基盤導入枠での申請をご検討いただくのがよいかもしれません。→IT Worldで導入いただけるECソフトはこちら 【その他の枠】IT導入補助金2024では上記でご紹介した枠組みのほか、前年に引き続き・複数社連携IT導入枠・セキュリティ対策推進枠が設けられることが公表されています。 《複数社連携IT導入枠》複数の中小・小規模事業者が連携して地域DXの実現や生産性の向上を図る取り組みを支援するとともに、効果的に推進するためのコーディネート費や取組みへの助言を行う外部専門家に係る謝金等も含めて支援する枠組み《セキュリティ対策推進枠》近年高まっているサイバー攻撃事案の潜在リスクを踏まえ、サイバーインシデントが引き起こすさまざまなリスク低減を支援する枠組み 申請はIT Worldにおまかせください! IT Worldは2024年も引き続き、支援事業者として皆さまの補助金活用をご支援してまいります。IT導入補助金にご興味をお持ちの方は、ぜひ弊社にご相談ください。▼IT導入補助金特設ページはこちら令和6年/2024年実施IT導入補助金2024について▼公式YouTubeチャンネルでもIT導入補助金2024の情報を発信中!