―「人を育てる人事制度の構築」と「社員研修」をサービスの中心とされている背景や想いを教えてください
組織はその中にいる「人」と、その人達を動かす「仕組み」、人が集まることでできる「組織風土」から成り立っています。
社労士として独立する以前、企業内の研修企画や人事制度構築コンサルティングに携わっていました。
その中で、「仕組み」を入れてもうまく運用できていなかったり、社員同士の信頼関係が構築されていないために「仕組み」が形骸化してしまい、会社の業績向上に結びつかないケースを数多く見てきました。
人事制度も組織の中の大切な「仕組み」ですが、「仕組み」を入れることがゴールではなく、その仕組みを使って組織内の「人」がひとりひとり成長し、業績をアップし続けられる「組織風土」に変えていく事が更に大切です。
そのため、人を育てる人事制度の構築と、社員研修をサービスの中心としています。
―実際にお話しさせていただいたとき、とても柔らかく、しっかりとお話を聞いてくださっている安心感を強く感じました。お客様とお話しするうえで大切にされていることや意識されていることがあれば教えてください。
お客様とお話しする時は、お客様ご自身がどういった想いをお持ちであるのか、現状と理想とする状態はどのようなものなのか、を意識してお話を聴くようにしています。
また、社労士=人事労務に関する法律の専門家ということで、近寄りにくいイメージをお持ちになる方も多いようなので、なるべく分かりやすい言葉と笑顔でお伝えできるよう心掛けています。
河渕先生にお話しをお伺いして、より一層弊社でも人と人のつながりと、それを支える仕組みづくりについて発信したい、と強く感じました。
河渕先生はお優しい、温かい印象だけでなく、なにか心を動かしていただけるような芯を感じました。
お忙しい中、ご対応いただきありがとうございました。