お客様紹介 case.10

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自分たちの知恵と感覚を信じ、世間に広めたい

株式会社松野屋

専務取締役 松野きぬ子 様

企業名:株式会社松野屋

従業員数:25名
設立:昭和20年
資本金:1千万円

事業内容:
鞄・袋物・雑貨・製造卸・卸

今回勤怠管理システムをご導入いただきましたが、どのようなきっかけで導入されましたか?

導入以前はタイムカードで勤怠管理をしていました。全従業員のタイムカードを毎月コピーし、各自異なる勤怠状況をそれぞれ手計算していくという作業が本当に大変でした。締め日の次の日は夜遅くまで作業をしたり、休みの日の場合は出勤して作業してたりしていたため、社労士さんにシステム導入という方法があることを教えていただきました。

勤怠管理システムを導入し、主な課題等は解決できましたでしょうか?

はい。両面コピーをして手計算で管理していたという課題が解決できました。

加えて、以前に比べて有給管理等も見落とすことが減り、入力を間違えないように済む範囲になりました。

今回IT Worldで導入といった形でしたが、どういった印象をお持ちになられましたか?

サポートセンターに電話するよりも前に、担当営業の方にご連絡をするくらい頼りにさせていただいています。

疑問点等があった場合、すぐに電話で相談しているのですが、すごく親切で助けてもらっています。

ありがとうございます。御社のことについてお聞きいたします。

最近手軽に低価格で様々なものを手に入れやすい時代となりましたが、このような時代の中で手作りや職人さんの手の込んだ商品を取り扱っていらっしゃる理由や理念をお聞かせください。

世の中に同じ商品を仕入れて売っても価格の競争で負けたり、どこにでもあったりします。

しかし、自社で探してきて仕入れてきたものは非常にロットが小さく、職人さんが作るものは大量生産ができない商品なのです。

自社の製品ではありませんが、この品揃えはオリジナルですので、顧客様や小売店様に多種多様なものを提供し、ひと箱の箱に入って納めることができます。職人さんにはある程度まとまった数を納めてもらい、品物が収まったら即料金を支払うという形をとっております。このような細かさが、他企業様には真似することが出来ない、自社のオリジナルのやり方だと思っています。

だからこそ、小回りのきく商品を自分たちの目で見て、『いいと思うモノ』、『自分たちが使いたいと思うモノ』、『石油製品ではないモノ』を揃えて卸をし、世間に広めています。

世間により広めていくために、職人さんたちの商品を現代の人に届ける取り組みは何かされていますか?

SNSで宣伝したり、ポップアップに呼んでいただき参加したりしています。

また、3ヶ月ほど海外でポップアップを行い、トークショーやレクチャーをし、海外の方々が興味を持ってくださっていることも実感しています。

商品を並べてお客様と直接お話するワークショップを開催し、「手を動かすこと、自分で道具を作ることが楽しい」を体験していただく、「買う」だけでなく「体験する」プロジェクトも行わせていただいています。

このように幅広くいろいろ進めていけば、認知もされていき、人気も再来するのかなと感じています。

今後、どのような会社になっていきたいなどの目標をお教えください。

存続することです。

何もしないとダメになってしまうため、長く続けていくためにはどうしていったらいいのか、何かをしていかなければいけないと思っています。

その何かがまだわからないので、探り探りですが自分たちの知恵と感覚でどうやったら続けられるのかを考えながら日々取り組んでいます。

自分たちの知恵や感覚を信じ、自分たちで動くということを大切にしながら、日本にとどまらず世界に視野を向け、真摯に取り組んでいらっしゃることが非常に伝わってきました。

ご多忙の中お時間をいただき、またあたかかくご対応くださいました。ありがとうございました。