効率化の鬼に殺されかけたので、全力で『無駄』を愛することに決めた

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皆さん、おはようございます。ボラです🍡

最近の私は、正直に言うと「効率化の鬼」に取り憑かれていました。
業務の合間を縫っては、Gemini(生成AI)に指示書の下書きを秒速で吐き出させ、GAS(Google Apps Script)を組んで数十分かかる
ルーティン作業をボタン一つで終わらせる。

「時間は作るもの。1秒でも早く、1ミリでも正確に」

そう自分に言い聞かせ、毎朝の資格勉強も1分刻みのスケジュールで詰め込む。
IT企業の広報として、このスピード感こそが正義だと…思っていました。(まだ思ってます)

でも、ある日気づいたんです。
効率を突き詰めすぎると、心が「砂漠」みたいにカサカサになっていくことに。

効率化の鬼に、私の人間らしさが殺されかけている……!
そう危機感を感じた私は、今、全力で「無駄」を愛する逆襲を始めています。

 

1. 「秒」で終わるポットのコーヒーを否定する
オフィスには、注ぐだけで完成する便利なコーヒーがあります。でも、あえてそれを選びません。

マイブームは、ほうじ茶パックをじっくり煮出し、そこに砂糖とミルクを絶妙な配合で投入して作る「自作ほうじ茶ラテ(風)」。
正直、既製品を買えば3秒ですが、この「色が変わるのを待つ時間」と「甘さを調整する数分間」が、砂漠化した心にじわじわと水を撒いてくれるんです。

 

2. デジタルの迷宮から、無印良品のペンへ
GASで自動化ツールを組んでいるくせに、社内の付箋一枚には異常なこだわりを見せます。
愛用しているのは、無印良品のあのお気に入りのペン
「メールで送れば一瞬ですよ」という書類に、あえてそのペンで「お疲れ様です!」と一筆添える。

この、ペン先が紙を滑る感覚。
効率化の鬼から見れば「時間のロス」でしかないこの数秒が、実は私にとってのメンタルヘルスケアだったりします。

 

3. 現実逃避という名の「キーボード美化活動」
一番の重症(?)は、仕事が詰まって「うわあああ!」となった瞬間です。
普通ならタスク管理ツールを開くところですが、私はそっとウェットティッシュを取り出します。

そして、キーボードの隙間を、まるで職人のように一枚一枚、異常な丁寧さで拭き始める。
「今、私は世界で一番清潔なキーボードを使っている……」という謎の達成感。
客観的に見れば完全なる現実逃避ですが、この「無意味な集中」が、パンク寸前の脳を再起動させてくれるんです。

 

4. 「最短ルート」には咲いていない花がある
最近読んでいるのは、コトブキツカサさんの『教養として知っておきたい映画の世界』
私の業務にとっては、今すぐ明日のプレスリリースに役立つ知識ではありません。
でも、効率とは無縁の「物語の裏側」を知るたびに、凝り固まった思考がほぐれていくのがわかります。

 

結局、私が必死にGASを組んで浮かせた「15分」は、早く帰るためだけにあるんじゃない。
「丁寧にほうじ茶を淹れるため」や「無駄にキーボードを磨くため」、つまり「自分を取り戻すため」の時間だったんです。

最短ルートを全力疾走するだけじゃ、広報として面白い言葉なんて出てこない。
寄り道して、無駄を楽しんで、ようやく「ボラらしい記事」が書ける。

だから今日も私は、効率化の鬼と手を組みつつ、隙あらば全力で寄り道を楽しもうと思います。

皆さんの周りにも、自分だけの「愛すべき無駄」はありませんか?
もしキーボードを必死に拭いている私を見かけたら、「あ、今再起動中だな」と温かく見守っていただけると幸いです(笑)。

それでは、素敵な週末をお過ごしください👋

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