こんにちは、えざわです🐈️
やっと夏が終わりましたね。こんな風に言ってしまうとまるで夏が嫌いかのように伝わってしまいそうですが、夏という季節自体はかなり好きです。
かなりのインドア派ではありますが、夏限定のイベントやレジャーで盛り上がっている世間の雰囲気が何となく好きなんですよね。(進んで参加はしないのですが…)
ただ暑いのが人一倍苦手なので、先述の《夏っぽさ》を少しでも感じられれば、もうお腹いっぱいで「早く夏終わってくれ」モードに入ります。
そんなわけで、暑がりの私でも気軽に外出できる季節となりました。皆様如何お過ごしでしょうか?
先日、4年ほど住んでいた思い出の街に久しぶりに足を運んできました。
初めての一人暮らし、初めてのアルバイト、たくさんの勉強をさせてくれた街です。
そちらの方面に用事があり、ついでと言ってはなんですが時間もあったのでふと途中下車をした感じです。
気づけば5年ぶり。特に目的もなかったのですが、なんとなく当時の生活を辿るように散歩をしようと思い
行きつけだったラーメン屋で腹ごしらえをしてから当時住んでいたアパートの様子を見に行きました。
めちゃくちゃ更地でした。草生えてました。
入居時にすでに築年数がベテランだったので仕方ないとは思いますが、めちゃくちゃ更地になってました。
アパートの裏が線路沿いの桜並木になっていて、春になると満開の桜が楽しめたのですが
跡形もなく刈り取られていました。一本も残らず。なにごと?
懐かしさを味わうつもりで訪れたのに、まるで街が初期化されたようで、なんだかとても虚しくなりました。
というわけで「思い出の風景」が「見慣れない風景」に変わってしまったのですが
それでも不思議なもので、見慣れない風景の中にも、なんとなーくあの頃の空気が残っているんですね。
匂いなのか音なのか、なんというかうまく言語化はできないのですが、記憶というのは景色が変わってもどこかで息をしているものなんですね。
街の変化を目の当たりにして、時間の流れの早さを改めて実感しました。
それは私たちの仕事の世界でも同じです。
ITの世界ではシステムやサービスが次々とアップデートされ、数年前数ヶ月前、時には数日前の常識があっという間に過去になってしまいます。
業務の効率化やスピードはもちろん大切ですが、それと同じくらい、“人の気持ち”や“思い出”のように、簡単に置き換えられないものもあるのかもしれません。
目に見える成果や数字を追う日々の中で、つい「新しいこと」にばかり意識が向きがちです。
でも、今回のように過去を振り返る時間を持つと、自分がどんな経験を積んできたのか、どんな人たちと関わってきたのかを思い出し、自然と背筋が伸びました。
変わっていくことは避けられないけれど、変わったからこそ気づけることもあるんですね。
5年の年月で景色こそ変わってしまいましたが、相変わらず私にたくさんの学びを与えてくれる街でした。
ちなみにあの頃余裕で食べられていたラーメンでめちゃくちゃお腹壊しました。そりゃ歳取ってるもん、体質も変わっちゃうよね…
今日はここまでにします、また次回お会いしましょう(^_^)/~